
養護教諭として働くことが決まったけれど、何を準備しておけば良いんだろう…
私も新任として学校で勤務する前は、何が必要かわからなくて不安でした。
仕事が始まると毎日忙しいので、時間のある時にまとめて準備をしたいですよね。
この記事では元養護教諭の筆者が、保健室で毎日使うアイテムや必需品、初日までに準備しておくと良いものを紹介します。
必要度を星の数で評価しているので、参考にしてみてください。



あくまで個人的な経験談なので、勤務先の実態や自分の働き方に合わせて準備を進めてくださいね。
- 養護教諭として初めて学校で勤務する
- 保健室で勤務する際に準備しておくものを知りたい
- 保健室の先生へのプレゼントを探している
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服装


1 仕事着
養護教諭の仕事着は、校種や地域によって様々です。
引き継ぎの際に学校の雰囲気を確認したり、前任の養護教諭に相談するのも良いと思います。
おすすめの服装についてはこちらのまとめ記事を参考にしてください。


2 履き物
通勤用の靴は自由ですが、校内用の上履きと外用の運動靴が必要です。



緊急時に走れるよう、どちらも踵のあるスニーカータイプを選びましょう。




3 スーツ、礼服
初日はスーツで出勤するのが基本です。(手持ちのスーツでもちろんOKです。)
その他、入学式や卒業式などの式典で身に付ける礼服が必要になります。
ギリギリで慌てないよう、事前に準備しておくと良いでしょう。
また、忘れがちなのがコサージュです。
式典の際の必需品なので、礼服と合わせて準備しておきましょう。



学校では急な来校者が来ることもあります。
私は学校のロッカーに、すぐに羽織れるジャケットやスーツ一式を用意していました。




4 ジャージ
学校では職員全員で作業を行う機会があります。
机や椅子の移動、式典の会場準備、掃除など
職員作業の例 …年度始めは緊急時のシミュレーション訓練や、エピペン研修などが予定されている学校もあるでしょう。
急に作業の予定が入る日もあるため、ジャージを常時ロッカーに置いておくと安心です。
5 帽子
毎日は使いませんが、ジャージと同様に帽子も用意しておきましょう。
下校の見守りや校庭に出る際にあると便利です。



真夏でも使える、つばの広いUVカットタイプがおすすめです。




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身の回りのもの


1 腕時計
学校にはあちらこちらに時計がありますが、養護教諭には腕時計が必須です。
緊急時の記録にも使えるよう、必ず秒針のついたデザインを選びましょう。
腕時計が必須な場面
- 事故が起きた際の時間経過の記録
- けいれん発作の時間計測
- 脈拍や呼吸数などのバイタル測定



私はAppleWatchを愛用していました!




2 マグカップ、水筒
職員室や給湯室には職員それぞれのマグカップが置いてあります。
年度始めは職員室で過ごすことも多いので、早めに準備しておきましょう。
保健室へ持ち運べるよう、水筒もおすすめです。




3 ハンドケアグッズ
養護教諭はとにかく手を洗う機会が多いです。
吸水性の良いタオルハンカチと、手荒れ予防のハンドケアグッズがあると良いでしょう。




4 PCグッズ
学校から支給されることが多いですが、私はマウスやマウスパッドなどのPCグッズは自分で用意した可愛いものを使っていました。
※支給されたもの以外の使用を禁止している自治体や学校もあると思います。購入前に確認してください。




5 名札ホルダー
着任時に必ず名札はもらえると思います。
私は名札の裏に以下のものを入れていたので、しっかりした名札ホルダーを自分で用意しました。
名札の裏に入れていたもの
- 緊急時の記録用紙
- キューマスク
- 応援要請カード(子どもに近くの先生を呼びに行ってもらうためのカード)




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文房具


1 印鑑
以前よりずいぶん減りましたが、学校ではまだまだ押印文化が残っています。
着任するとすぐ、様々な事務書類を記入する必要があります。
出勤簿に押印が必要な自治体もあるでしょう。
印鑑と一緒に、訂正印も必ず用意してくださいね。




2 スタンプ
担任の先生は「ごほうびスタンプ」をよく使っていますよね。
養護教諭も、意外とスタンプを使います。
スタンプを押す物の例
- はみがきカレンダー
- 保健の授業後のワークシート
- 委員会で実施するハンカチティッシュチェック用紙など
定番の「ごほうびスタンプ」の他、担任の先生や保護者への連絡に使えるスタンプがあると便利です。




個人的なおすすめは、はんこやこやまさんのスタンプシリーズです。
大人気ですぐに完売してしまうので、SNSをフォローして再入荷を待ちましょう!



「はんこやこやま」さんのシリーズは、初任者の頃から何度も買い足して愛用していました!
3 バインダー
シンプルなはさむバインダーは学校にあると思います。
養護教諭は個人情報を取り扱うことが多いので、二つ折りのタイプがあると安心です。



面談や研究授業の参観、研修など使う頻度が高いアイテムの一つです。




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保健室で使うもの


1 救急処置グッズ
基本的な処置グッズは保健室にありますが、私は使いやすいものを自分でも用意していました。
看護師さん用のアイテムを取り扱うショップは種類も豊富でおすすめです。




2 ウエストポーチ
人によりますが、私はウエストポーチに救急処置グッズなどを入れて持ち歩いていました。
中身の例
- ハサミ
- 三色ボールペン
- メモ帳
- 使い捨て手袋
- ビニル袋(小さめ)
- 絆創膏
- ティッシュ
- 生理用ナプキン
- 手指消毒液



オーガナイザータイプが見た目もスリムでおすすめです!




3 スケジュール張、カレンダー
特に健康診断シーズンはスケジュール管理が肝。
手書きでも印刷でも構いませんが、目につきやすい場所にカレンダーがあると良いです。
こちらの「週間計画ノート」は本当にお世話になりました。
予定を立てるだけでなく、「去年の今頃何してたっけ…?」と自分自身の備忘録になります。



どれにするか迷ったら、こちらを選んでおけば間違いないです。
4 トートバッグ
病院受診などで外出する際、必要なものだけ入るトートバッグがあると便利です。
私は通勤バッグとは別に、保健室にエコバッグを常備していました。
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書籍


1 月刊誌
養護教諭向けの月刊誌で有名なのは「健」と「健康教室」ですよね。
自分の知識をアップデートするために、毎月購読していました。



保健だよりのイラスト素材やコラムもダウンロードできて、購読の価値ありです。
どちらも見本誌を請求できるので、見比べて選ぶのが良いと思います。
2 専門書
根拠のある判断ができるよう、特に救急処置に関する専門書が手元にあると安心です。
私が実際に現場で使っていた本を紹介します。






3 保健指導用
保健指導用の書籍は色々出版されています。
ダウンロードできる資料がついていると、視覚的にもわかりやすく時短になるのでおすすめです。






まとめ


本記事では、保健室で毎日使うアイテムや準備しておくものについて、紹介しました。
仕事のスタイルは人それぞれです。
最低限は事前に準備した上で、働きながら必要に合わせて準備していくのが良いかと思います。
この記事がどなたかの参考になり、不安を減らすお手伝いができたら幸いです。
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